市街化調整区域とは??
かくして我が家は、私の実家の土地に家を建てることになりました。
とはいえ実家は市街化調整区域内らしい。シガイカチョウセイクイキ??
市街化調整区域とは
Wikipediaによると。
都市計画法の定義としては、「市街化を抑制すべき区域」とされる。
この区域では、開発行為は原則として行わず、都市施設の整備も原則として行われない。つまり、新たに建築物を建てたり、増築することを極力抑える地域となる。ただし、一定規模までの農林水産業施設や、公的な施設、および公的機関による土地区画整理事業などによる整備等は可能である。既存建築物を除いては、全般的に農林水産業などの田園地帯とすることが企図されている。市街化区域と対をなす。市街化調整区域は、国土の約10.3%を占めている。
とーってもザックリ言うと、「新しく家は建てられないエリア」です。逆に、一般的に家を建てられるエリアが市街化区域。
但し、市街化調整区域でも、都市計画法やその他法律に則って建築許可を受けることができれば、建築も可能になるようです。
でもでも。実家は許可が受けられるような土地なのか??
分からないことだらけだったので、まずは市の都市計画課に相談に行ってみました。
市街化調整区域における住宅の建築要件
都市計画課なんて初めて訪れましたが、私のようなド素人にも、オジサン三人がかりで(笑)、とても丁寧に教えて下さいました。
曰く、市街化調整区域に家を建てるためには、下記のいずれかを当てはまる必要がある、とのこと。
有難いことに、我が家の状況を調べて1つずつ確認してくれました。
1.農業従事者居住用住宅
農家さん家です。これ、実家は当てはまります。実際に以前、この要件を満たし建て替えをしました。
私達は農家ではないため該当しません。
2.市街化区域から1.1km以内
なんと!1.1kmより離れています!オジサン、色んな場所から測ってくれましたがダメでした(笑)
3.既存集落内
細かい規定がありますが、例えば以前からある住宅地内に家がある場合。
残念ながら実家の周りは畑だらけ、これも当てはまりません。
4.本家の分家
これは「分家要件を満たすもの」なら「本家が所有する土地」に「分家住宅」として家を建てることが出来る、というもの。
なんと!本家=実家、分家=我が家として、当てはまりそうとのこと!おおお!
…と、ここでまた疑問。
分家住宅って、なに???
※建築要件は、ものすごくザックリ書いています。本当はもっと細かい要件や規定が沢山あります。都市計画法の他、都道府県条例も絡んでくるようなので、詳細はお住まいの市町村にご確認下さいね。
写真は、インドネシアにある世界遺産・ボロブドゥール遺跡です。
圧巻、の一言でした。
早朝から遺跡頂上で待機したにも関わらず、サンライズは見えず…泣